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産経新聞にナキウサギの記事

 今日は忙しい日でした。夜中にパソコンにむかっています。もう止めますけど。
 今朝の産経新聞にナキウサギの記事が大きく載っていました:

 http://sankei.jp.msn.com/science/science/081006/scn0810060807001-n1.htm

 と、いいますか、「ほら、ナキウサギのことがのっているよ」と、職場の先輩が切り抜きをくれたのです!
 開発にさらされて絶滅が危惧されている状況、それに地球温暖化がくわわれば深刻な事態になるだろうということを紹介した記事です。ナキウサギふぁんくらぶのニュースでおなじみの研究者・小島望さんが登場しています。
 なかなかまとまっていて良い記事だと思います。上のリンクがいきているうちに、よろしければ、ご一読ください。

 ナキウサギふぁんくらぶの1メッセンジャーより

北海道、大規模林道建設中止を検討

 北海道新聞(道新)が、8月1日の1面「肩」に大きく、「大規模林道の中止検討」という記事を掲載していることを、ナキウサギふぁんくらぶの知人からのメールで知りました。
 そのときは、まだ北海道に滞在していたので、道新を入手して、読みました:
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/108469.html?_nva=116

 「緑資源機構」からひきつがれた大規模林道事業について、財政負担が大きいこともあり、未完成の区間の大半で中止を検討しているというものです。
 「偽装」された「費用対効果」で、無理やりつづけられてきた大規模林道事業。中止を検討する流れになってきたのも、世論と運動がおいこんだことだと思います。

 しかし、財政負担を理由として中止を検討、ということだけでは、まだ一部は完成させようということにもなりかねません。無意味な目的のために、貴重な自然を破壊する大規模林道事業をきっぱりと断念させるために、ひきつづき、がんばりたいと思います!

国際シンポジウム「救おう!森のいのち 考えよう!森の未来」

 この週末は、G8サミット開催でものものしい警備がおこなわれている札幌に行ってきました。「市民G8ウィークス」の一つでもある、国際シンポジウム「救おう!森のいのち 考えよう!森の未来」(主催・日本森林生態系保護ネットワーク)に参加するためです。ちなみに、出張ではなく、北大の院生時代からのナキウサギふぁんくらぶのつながりでお誘いがあり、自腹で行ってきました。

G8サミット市民フォーラム北海道


 イギリスの大学や、アメリカのスミソニアン環境研究センターから生態学の研究者が、また、アメリカからはアメリカの自然保護などの法制度にくわしく、農務省科学者委員会のメンバーもつとめたことのあるロースクールの教授が、また、日本国内からもトップレベルの研究者が集まりました。
 しかも、「森からの報告」ということで、沖縄のやんばるの森の乱開発とたたかっている方や、北海道の自然をまもり、原生林の伐採に反対する運動にとりくんでいる方なども集まり、報告がありました(沖縄では林道の建設でやんばるの貴重な森が破壊されており、北海道では「台風による風倒木の処理」などを名目に国立公園内の天然林の皆伐がされています!広島から参加されている方もいました。そういう場所は日本中にあるのです)。

 森の生態系というものが、いかに大切であり、そして破壊されると元にもどらない、あるいは回復に非常に大きな時間のかかることなのか、また、アメリカでは天然林を開発から守るためにどのような法制度がつくられてきたのか、そして、いま、日本や世界のなかで、どのような森林の破壊がすすんでいるのか、とても多くのことを学びました。そして、自分も行動しなければいけないと思いました。

 懇親会にも出させていただき、ナキウサギふぁんくらぶのスタッフの方や、十勝自然保護協会の方々、北海道の自然をまもるために活動してこられたたくさんの先輩のかたたちをはじめ、みなさんとお話しや交流ができて、とてもうれしかったです。
 とくに、十勝自然保護協会の方たちは、あの方たちのたたかいがなければ、ナキウサギの生息地を破壊する士幌高原道路計画の中止はなかっただけに、本当に、お会いできて、親しくお話しをさせていただいて、うまく言葉にできないくらい、本当にうれしかったです。

 多くのことを学び、多くの友をえたシンポジウムでした。

日本共産党が温暖化対策で見解を発表

 今日、日本共産党は「地球温暖化の抑止に、日本はどのようにして国際的責任をはたすべきか」という見解を発表しました:

http://www.jcp.or.jp/seisaku/2008/20080625_ondanka.html

NHKスペシャル「北極大変動」

 この週末は、子どもの学校の運動会だったのですが、一日、雨天順延になった日に、録画しておいたNHKスペシャル「北極大変動」を、息子と一緒に見ることができました。

 「北極大変動」は2回からなるNHKスペシャルで、第一回が「氷が消え悲劇が始まった」、第二回が「氷の海から巨大資源が現れた」です。内容はこちら:
 http://www.nhk.or.jp/special/onair/080525.html
 http://www.nhk.or.jp/special/onair/080526.html

 地球温暖化と北極圏の現在についての番組ですが、非常に”こわくなる”内容でした。

 第一回は、北極の氷が温暖化の影響ですごい勢いで溶けていて、ノルウェーのスピッツベルゲン諸島の白クマ(ホッキョクグマ)が獲物のアザラシをとれず、餓死している、壮絶な映像がありました。
 また、北極の氷がとけることによって、北極圏の海水が太陽の照射をうけてあたたまり、大気中の二酸化炭素をとかしこんで深海へと運ぶ海流が、これから縮小していくようすもシミュレーションで示されていました。それが現実となれば、21世紀末の地球の気温予測は、現在のものよりも1度上昇すると…。IPCCは産業革命前にくらべて2度上昇までにおさえるシナリオを達成しないと、人類や地球の生態系に深刻な打撃がおこることを報告しているのですが…。
 2007年はとくに氷の溶解した面積が大きく、1980年代の6割程度にすぎないというような映像もあり、温暖化による北極の変動は、臨界点をこえてしまったのではないか、これからは北極の環境変化と地球温暖化が相乗的にすすんでいく、大変動を加速させるようなプラス(人類的にはマイナスですが)の”フィードバック”が働くのではないか、と、おそろしくなりました。

 第二回は、その北極の氷がとけていることもあって、北極海の調査活動が容易になり、石油・天然ガスの資源発掘が加速していることを紹介していました。ロシアをはじめ各国は国益をかけてしのぎをけずり、ノルウェーなどは「現代のゴールドラッシュ」の様相だそうでして、世界中からそのお金をめあてに人が集まっています。また、企業が1兆円をこえるお金をつぎこんで建設した天然ガスのプラント=施設が、原油高騰の影響もあって、わずか4年程度で投資をすべて回収できるということに驚き、そして、日本にもその天然ガスが運ばれている、私たちの生活を支えている、ということに恐怖しました。
 北極圏にねむっている化石燃料は、人類にとって貴重な資源であり、可能性であることはまちがいないと思いますが、いま、あのような、国益まるだし、儲け本位のやりかたで、しかも、地球温暖化対策についての国際的なとりくみが軌道に乗っているともいえない現在、いきおいにまかせて開発するのがはたして正しいのか、疑問を感じました。

 今週の深夜に再放送もあるようです。よかったら、ぜひご覧下さい。
 骨太の番組でした。ちなみに番組のなかで次々と提起される問いにたいして、番組のなかでは解決策は提示していません。みんなに考えてもらうために、あえて、そういうつくりにしたのではないかな、というのが僕の感想です。

追記
 NHKスペシャル。今日の夜は先日、僕がこのブログでもハイビジョン特集のときの感想を紹介した「ガラパゴス大異変」ですね。昨日の「低炭素社会に踏み出せるか」も録画してあるので、そのうち見たいと思います。

Appendix

プロフィール

ハリタ

Author:ハリタ
1971年、神奈川県生まれ。東京都江東区在住。好きなことは、音楽を聴いたり弾いたり歌を歌ったり、山や沢を登ったり、野球を見たり、子どもと一緒にNHKの「ダーウィンが来た!」を見たり、本を読んだり、布団で寝たり。好きな動物は、くまとナキウサギ。好きな食べ物は、牛乳。得意料理は、カレーライスとチャーハン(^_^;)。お仕事は、日本共産党。マンション管理士(日本マンション学会会員)です。
はりた通信>http://harita.jp

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