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今日は、息子と2人で高尾山から小仏城山をとおって相模湖への「縦走」に行ってきました。

高尾山は、先日、集中豪雨で土砂崩れがありましたけれども(京王高尾線が脱線しましたよね)、やっぱりひどかったのだと思います。高尾山口の駅をでて、ケーブルカー乗り場の脇の登山口にいくと、「6号路は土砂崩れのため通行止めです」という掲示がしてありました。
そのせいでしょうか、いつにもまして、稲荷山コースの人混みがすごかったです。
しかし、高尾山は、本当に子連れのハイキングの人が多く、かけがえのない山だなあ、と思いました。圏央道の高尾山トンネルは、なんとしてもやめさせたいですね。

※山の標識と彼岸花。城山からの下りでは、彼岸花をたくさん見かけました。
高尾山の山頂でお昼ご飯をたべたあと、城山へ。まだ紅葉の時期ではありませんが、ススキなどに秋を感じました。
寝不足で疲れたようすの息子にペースをあわせて、城山から相模湖のほうにゆっくりと下り、「天下茶屋」という旅館の日帰り温泉を楽しんで帰ってきました。

高尾山は、先日、集中豪雨で土砂崩れがありましたけれども(京王高尾線が脱線しましたよね)、やっぱりひどかったのだと思います。高尾山口の駅をでて、ケーブルカー乗り場の脇の登山口にいくと、「6号路は土砂崩れのため通行止めです」という掲示がしてありました。
そのせいでしょうか、いつにもまして、稲荷山コースの人混みがすごかったです。
しかし、高尾山は、本当に子連れのハイキングの人が多く、かけがえのない山だなあ、と思いました。圏央道の高尾山トンネルは、なんとしてもやめさせたいですね。

※山の標識と彼岸花。城山からの下りでは、彼岸花をたくさん見かけました。
高尾山の山頂でお昼ご飯をたべたあと、城山へ。まだ紅葉の時期ではありませんが、ススキなどに秋を感じました。
寝不足で疲れたようすの息子にペースをあわせて、城山から相模湖のほうにゆっくりと下り、「天下茶屋」という旅館の日帰り温泉を楽しんで帰ってきました。
今日は、ヤフーのトップページに、ずっとナキウサギの写真がでています:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080904-00000002-maip-soci
ナキウサギ、冬支度しているでしょうね。
忙しく仕事をしているのですが(今日はデスクワーク)、何人かの人から声をかけられました。そう、僕はナキウサギふぁんくらぶですからね^^V
息子のかいたナキウサギの絵日記は、いま、教室にかざられているらしいです:
http://themefromrawhide.blog86.fc2.com/blog-entry-463.html
ちなみに、先日、息子も念願のナキウサギふぁんくらぶに入会しました^^V
また仕事に戻ります!
追記
帰宅して、自分の服をみたら、今日はナキウサギTシャツでした! なんという偶然!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080904-00000002-maip-soci
ナキウサギ、冬支度しているでしょうね。
忙しく仕事をしているのですが(今日はデスクワーク)、何人かの人から声をかけられました。そう、僕はナキウサギふぁんくらぶですからね^^V
息子のかいたナキウサギの絵日記は、いま、教室にかざられているらしいです:
http://themefromrawhide.blog86.fc2.com/blog-entry-463.html
ちなみに、先日、息子も念願のナキウサギふぁんくらぶに入会しました^^V
また仕事に戻ります!
追記
帰宅して、自分の服をみたら、今日はナキウサギTシャツでした! なんという偶然!
お仕事で忙しいお母さん(妻)をおいて、息子と二人で大菩薩峠の近くの2000mをこえた山ふたつ、大菩薩嶺と小金沢山に登ってきました。

※左から大菩薩峠の近くの熊沢山、その右が小金沢山、そして雲の上に見えているのが富士山です。
初日は、上日川峠までタクシーではいり、そこから石丸峠へ。急な登りで汗をかきます。そこから、南へむかい、小金沢山を往復。
登山道にササヤブがはりだしてきているとは聞いていたのですが、息子の背丈ほどもありました。それでも、息子はいやがりもせず、テクテクと。
さらに、頂上がついたのはいいのですが、霧がでてきて、登山道もイマイチ不明瞭(?)。帰りに、どちらの方向にもどる(くだる)のかは、踏みあとや獣道が縦横についているので、コンパスと2万5千分の1の地図が必要でした。
コンパスをにらみながら歩き、それでも気がつけば尾根の上の登山道から少しはずれてしまったので、息子と二人で、ちょっとした岩場をのぼり、ヤブもこいで、登山道にもどりました。こんなこと、小学校1年生の息子は泣き出してしまうのではないか、とも思ったのですが、気丈に僕のあとをついてきて、わりと平気そうなので、非常に感心しました。
途中、雨が降り出したりもしましたが、無事に石丸峠までもどり、そのまま、熊沢山をこえて、大菩薩峠の介山荘に到着。改築された介山荘に泊まるのは初めてでしたが、とてもきれいでした。
おいしいカレーライスなどをごちそうになったあと、息子は爆睡しました^^;

翌日は、「親切だったねえ」と息子がしきりに感激する介山荘をあとにして、大菩薩の山々の最高峰である大菩薩嶺へ。富士山が、きれいに見えました。
あとは、上日川峠をとおり、裂石の登山口までくだったのですが、1年前=去年の夏、息子が3時間かかったところを、今回は2時間でくだる(しかも今回は自分の荷物は全部自分のリュックでしょっています)など、その軽快なフットワークに、1年間で、本当にたくましくなったなあ、と感心した父でした。
山の最後は大菩薩の湯で、温泉にたっぷりはいり、100円バスで塩山駅までもどり、中央線の各駅停車で帰宅しました。息子も「今日はいいことばかりだった」とか、「山は楽しいなあ」と言ってくれるので、こちらもうれしくなりました。
そうそう、あちこちにたっている風林火山の孫子の旗(のぼり)、息子に漢文の読み方を教えてあげたら喜ばれました^^;

※左から大菩薩峠の近くの熊沢山、その右が小金沢山、そして雲の上に見えているのが富士山です。
初日は、上日川峠までタクシーではいり、そこから石丸峠へ。急な登りで汗をかきます。そこから、南へむかい、小金沢山を往復。
登山道にササヤブがはりだしてきているとは聞いていたのですが、息子の背丈ほどもありました。それでも、息子はいやがりもせず、テクテクと。
さらに、頂上がついたのはいいのですが、霧がでてきて、登山道もイマイチ不明瞭(?)。帰りに、どちらの方向にもどる(くだる)のかは、踏みあとや獣道が縦横についているので、コンパスと2万5千分の1の地図が必要でした。
コンパスをにらみながら歩き、それでも気がつけば尾根の上の登山道から少しはずれてしまったので、息子と二人で、ちょっとした岩場をのぼり、ヤブもこいで、登山道にもどりました。こんなこと、小学校1年生の息子は泣き出してしまうのではないか、とも思ったのですが、気丈に僕のあとをついてきて、わりと平気そうなので、非常に感心しました。
途中、雨が降り出したりもしましたが、無事に石丸峠までもどり、そのまま、熊沢山をこえて、大菩薩峠の介山荘に到着。改築された介山荘に泊まるのは初めてでしたが、とてもきれいでした。
おいしいカレーライスなどをごちそうになったあと、息子は爆睡しました^^;

翌日は、「親切だったねえ」と息子がしきりに感激する介山荘をあとにして、大菩薩の山々の最高峰である大菩薩嶺へ。富士山が、きれいに見えました。
あとは、上日川峠をとおり、裂石の登山口までくだったのですが、1年前=去年の夏、息子が3時間かかったところを、今回は2時間でくだる(しかも今回は自分の荷物は全部自分のリュックでしょっています)など、その軽快なフットワークに、1年間で、本当にたくましくなったなあ、と感心した父でした。
山の最後は大菩薩の湯で、温泉にたっぷりはいり、100円バスで塩山駅までもどり、中央線の各駅停車で帰宅しました。息子も「今日はいいことばかりだった」とか、「山は楽しいなあ」と言ってくれるので、こちらもうれしくなりました。
そうそう、あちこちにたっている風林火山の孫子の旗(のぼり)、息子に漢文の読み方を教えてあげたら喜ばれました^^;
大雪山の緑岳(標高2019m)に登ってきました。ナキウサギとヒグマの多い山域です。
もともとは、「僕、北海道に行きたい」という息子の一言ではじまった大雪山行でした。その言葉をきいた僕も、「そうだ!お父さんも、そろそろ北海道の山に登りたい!」と。妻は「そんな子どもの言ったひとことを本気にしなくていい」と言っていたのですが、説得して、僕ら二人が先に大雪山をのぼり、あとで妻が合流するという北海道旅行になったのでした。
登山前日、飛行機で旭川空港へと飛び、夕方には、登山の拠点とする大雪高原温泉にある、大雪高原山荘にはいりました。細い細い未舗装の道をぬけると、大雪山のまんなかにでてくる山荘です。
温泉はもちろんかけながし。イオウの匂いがプンプンしていて、そこらじゅうが黄色くなり、水蒸気がふきあげている本格派です。山荘のお食事は和食でフルコース。僕は、とてもおいしくいただきました。息子にはちょっと量が多かったようです。小学校低学年でも、手を抜くことなく、フルコースを出してくれますので。もともと、息子は小食なのです。
それにしても、この日から下山までの3日間、大雪高原山荘のスタッフのみなさんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
出発日、前日の晩にいただいた朝食のお弁当を部屋でたべ、午前7時前に出発。子連れであることを考えると、もっと早く出発したいとも思ったのですが、なにぶん、ヒグマの多い地域なのです。むかし、夕張岳の小屋にとまったとき、管理人のおじさんに、「あんまり早く出発するな。まだヒグマの時間だ。そういう小さなことで事故は防げるんだ」と教えてもらったことを思い出します。ということで、ヒグマに配慮して少し遅めの出発。
そういえば、出発の直前、高原温泉の駐車場からフィールドスコープでヒグマの観察をしている人たちが、僕ら親子にもヒグマを見せてくれました。
遠くの山(忠別岳のほう)の斜面に、ヒグマがねそべっていました。僕も、ヒグマのフンなどは出会ったことはありますが、動き、生きているヒグマを見たのは初めてです。大雪山のなかで個体群の絶滅の危機に直面しながらも、元気そうにいきているヒグマをみられて、うれしかったです。息子もとてもよろこんでいました。
森の中の急坂を登っていくと、針葉樹林が、ダケカンバなどの広葉樹にかわり、そして、ハイマツの森になります。そこが森林限界です。その上には、大きな木は育たないのです。本州は3000m近い山にのぼらないと森林限界をこえませんが、寒冷地の北海道では2000mの山をのぼるので、十分に森林限界をこえ、美しい山の世界へとはいっていけます。

※第二花畑付近からみた緑岳山頂
ぱっとお花畑が広がりました。一面にお花がさきほこっています。スケールが大きく、とても美しいお花畑です。
これまで「低山」ばかりをのぼってきて、生まれて初めて森林限界をこえた息子は、お花畑のなかの道をあるきながら、とても感激して、「ここは天国だね!」と言っていました。^^V
今回の山行では、息子のはきものとして、運動靴だけでなく、長靴ももっていきました。雪渓のまわりなど、ぬかるんだところでは、長靴にはきかえて、息子は快適にテクテクと登っていきます。
第一花畑、第二花畑をすぎて、ふたたびハイマツの森にはいるところで、数メートルのガケがあります。右側はすっぱりと落ちていて、ちょっと高度感のあるところです。
しかし、息子はロープにつかまって、このガケをなんとかクリア。
ちなみに帰り(くだり)のときは、僕がガケをピストンして荷物をはこんだあと、息子をおんぶして、この場所をおりました。小学校1年生が一人でおりるのはちょっと危ないかと思います。ちなみに対策として細引きとか、いろいろ持っていったのですが、いろいろ考えて、結局、「おんぶ作戦」にしました。
ハイマツの森の中をトラバースしていくと、いよいよ緑岳の頂上への巨岩帯のなかの急登です。標高差約300メートル。これが計画の段階から一番の難関だと思っていました。じっさい、けっこうなアルバイトで、きつかったです。僕は^^;
というのも、僕は、息子に配慮して、2人分の避難小屋泊まりの装備を全部背負っていたのです。息子がせおっているのは、自分の雨具、防寒具、アメなどだけです。あんまりきつい思いをさせて、事故をおこしてももちろん困りますし、なにより、山登りがつらくてきらいになってしまってはイヤだなあ、と思っての配慮です。
で、息子は、その荷物がはいったおニューのリュックをしょって、スイスイと、そしてモクモクと登っていきます。
その一方で、僕は重い荷物にへばってしまって、途中からは休み休みに…。
息子に「お父さん、最後まであきらめず、できると信じれば、必ずできるんだよ」とはげまされたりして…^^;
どうも、あまりに小さな子どもが登っているということのものめずらしさもあって、あとで教えてもらったところによると、「お父さんのほうがへばっているのに、6才の子どもがスイスイのぼっていた」と、下の温泉におりた登山客のみなさんのなかで、話題になっていたそうです^^;たしかに、大人でもフウフウ言っている急坂をモクモクとのぼっていく6才の息子は、ちょっとした山のアイドルでした!(^^)

※緑岳山頂からの眺望。トムラウシの王冠の山頂が見えます。
そして、緑岳山頂に到着。ここまで、山荘から休憩をいれて4時間。山頂で昼食にしました。山頂からは、トムラウシ、ニペソツ、石狩岳、忠別岳や高根ヶ原、そして目の前の白雲岳や旭岳などがきれいにみえて、とても美しい眺めでした。気持ちよかったです。
そのあと、白雲岳の避難小屋に1時間ほどかけて移動。到着したあとは、白雲岳を空身で往復しようかという案も、息子と話しあっていたのですが、あまりの天気の良さもあり、ヒヨって、小屋の日陰のテーブルで、コーヒーをわかしながら(息子はミルクココア)、管理人さんや他の登山客のみなさんと一緒に山談義をしてすごしました。

息子のほうも、山小屋のまわりで、僕のボールペンと山行のメモ帳を手に、高山植物の花や、シマリスなどを「スケッチ」してあそんでいました。

※テント場にあらわれたキタキツネ。誰かの食事をねらっているようです…
その後、夕方になると、また水をくんで、晩ご飯をつくり、寝袋にもぐりこんで寝てしまいました。息子が、水場まで一人で水をくみに行ったり、ライターで火をつけてくれたり、ハキハキと働くようすをみて、1年前の大菩薩への山行のときにくらべても、ずいぶん、たくましくなったなあ、とちょっとウルウルした父でした。

※生まれて初めての寝袋
翌日は、前日の逆コースをたどって、やはり午前7時ころから山をおりました。
息子にとって、この日の一番の難所は、緑岳頂上直下の下りでした。急坂の上に、岩はゴロゴロ、岩のないところも小石がザラザラくずれるのですからね。
難しいのは行く前からわかっていたので、ゆっくりゆっくり、コースタイムの2倍はかけて、一歩一歩おりていきました。息子は「ステップバイステップ、ってどういう意味?」と言っていましたが、そんな英語、どこで覚えたのでしょうか。でも、僕らの姿にピッタリでした。
その巨岩帯を下りている最中は、何度も尻餅をつき、緊張のあまり泣きそうになっていた息子ですが、無事におりて、下から上をみあげて休憩していると、ケロッとした顔で一言。「山は達成感があるのがいいよねえ!」^^
よかった、よかった、と思う父でした。
下山後は、高原温泉の露天風呂に2人で入り、汗を流しました。2人とも、2日間でとっても日焼けして真っ黒になった肌が、ヒリヒリしみました。でも、そういうのも気持ちよいものです。また、夜には、漆黒の空に輝く星々と、天の川を見ました。とてもきれいでした。
そうそう、緑岳の下山のときに、ナキウサギを見られたんですよ。草をもぐもぐしていました。息子も無事にみられて、念願の人生初体験となりました!
息子もナキウサギふぁんくらぶに入りたいそうです。
たくさんの高山植物、お花畑、美しい山々、そして、ヒグマ、シマリス、ナキウサギなど、日本では北海道にしか生息していない動物をみて、北海道の山を堪能した二日間でした。
好天にめぐまれたことは幸いでした。また、登山中、登山前、たくさんの方にサポートをいただきました。ここにお礼を申し上げます。
こんどは、数年後、息子がもう少し大きくなったら、こんどは息子にも荷物をもっと持たせて、二人で、また、北海道の山に登り、縦走したいと思います。
タイム(参考)
1日目 合計6時間5分、休憩1時間22分、歩いた時間4時間43分
2日目 合計5時間52分、休憩1時間9分、歩いた時間4時間43分

※ナキウサギグッズを収集している僕の目にとまった、ナキウサギの木彫りストラップ。大雪高原山荘で売っていましたオリジナル品。新千歳空港の売店のものとはデザインがちがいます。当然、買ってしまいました^^;
もともとは、「僕、北海道に行きたい」という息子の一言ではじまった大雪山行でした。その言葉をきいた僕も、「そうだ!お父さんも、そろそろ北海道の山に登りたい!」と。妻は「そんな子どもの言ったひとことを本気にしなくていい」と言っていたのですが、説得して、僕ら二人が先に大雪山をのぼり、あとで妻が合流するという北海道旅行になったのでした。
登山前日、飛行機で旭川空港へと飛び、夕方には、登山の拠点とする大雪高原温泉にある、大雪高原山荘にはいりました。細い細い未舗装の道をぬけると、大雪山のまんなかにでてくる山荘です。
温泉はもちろんかけながし。イオウの匂いがプンプンしていて、そこらじゅうが黄色くなり、水蒸気がふきあげている本格派です。山荘のお食事は和食でフルコース。僕は、とてもおいしくいただきました。息子にはちょっと量が多かったようです。小学校低学年でも、手を抜くことなく、フルコースを出してくれますので。もともと、息子は小食なのです。
それにしても、この日から下山までの3日間、大雪高原山荘のスタッフのみなさんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
出発日、前日の晩にいただいた朝食のお弁当を部屋でたべ、午前7時前に出発。子連れであることを考えると、もっと早く出発したいとも思ったのですが、なにぶん、ヒグマの多い地域なのです。むかし、夕張岳の小屋にとまったとき、管理人のおじさんに、「あんまり早く出発するな。まだヒグマの時間だ。そういう小さなことで事故は防げるんだ」と教えてもらったことを思い出します。ということで、ヒグマに配慮して少し遅めの出発。
そういえば、出発の直前、高原温泉の駐車場からフィールドスコープでヒグマの観察をしている人たちが、僕ら親子にもヒグマを見せてくれました。
遠くの山(忠別岳のほう)の斜面に、ヒグマがねそべっていました。僕も、ヒグマのフンなどは出会ったことはありますが、動き、生きているヒグマを見たのは初めてです。大雪山のなかで個体群の絶滅の危機に直面しながらも、元気そうにいきているヒグマをみられて、うれしかったです。息子もとてもよろこんでいました。
森の中の急坂を登っていくと、針葉樹林が、ダケカンバなどの広葉樹にかわり、そして、ハイマツの森になります。そこが森林限界です。その上には、大きな木は育たないのです。本州は3000m近い山にのぼらないと森林限界をこえませんが、寒冷地の北海道では2000mの山をのぼるので、十分に森林限界をこえ、美しい山の世界へとはいっていけます。

※第二花畑付近からみた緑岳山頂
ぱっとお花畑が広がりました。一面にお花がさきほこっています。スケールが大きく、とても美しいお花畑です。
これまで「低山」ばかりをのぼってきて、生まれて初めて森林限界をこえた息子は、お花畑のなかの道をあるきながら、とても感激して、「ここは天国だね!」と言っていました。^^V
今回の山行では、息子のはきものとして、運動靴だけでなく、長靴ももっていきました。雪渓のまわりなど、ぬかるんだところでは、長靴にはきかえて、息子は快適にテクテクと登っていきます。
第一花畑、第二花畑をすぎて、ふたたびハイマツの森にはいるところで、数メートルのガケがあります。右側はすっぱりと落ちていて、ちょっと高度感のあるところです。
しかし、息子はロープにつかまって、このガケをなんとかクリア。
ちなみに帰り(くだり)のときは、僕がガケをピストンして荷物をはこんだあと、息子をおんぶして、この場所をおりました。小学校1年生が一人でおりるのはちょっと危ないかと思います。ちなみに対策として細引きとか、いろいろ持っていったのですが、いろいろ考えて、結局、「おんぶ作戦」にしました。
ハイマツの森の中をトラバースしていくと、いよいよ緑岳の頂上への巨岩帯のなかの急登です。標高差約300メートル。これが計画の段階から一番の難関だと思っていました。じっさい、けっこうなアルバイトで、きつかったです。僕は^^;
というのも、僕は、息子に配慮して、2人分の避難小屋泊まりの装備を全部背負っていたのです。息子がせおっているのは、自分の雨具、防寒具、アメなどだけです。あんまりきつい思いをさせて、事故をおこしてももちろん困りますし、なにより、山登りがつらくてきらいになってしまってはイヤだなあ、と思っての配慮です。
で、息子は、その荷物がはいったおニューのリュックをしょって、スイスイと、そしてモクモクと登っていきます。
その一方で、僕は重い荷物にへばってしまって、途中からは休み休みに…。
息子に「お父さん、最後まであきらめず、できると信じれば、必ずできるんだよ」とはげまされたりして…^^;
どうも、あまりに小さな子どもが登っているということのものめずらしさもあって、あとで教えてもらったところによると、「お父さんのほうがへばっているのに、6才の子どもがスイスイのぼっていた」と、下の温泉におりた登山客のみなさんのなかで、話題になっていたそうです^^;たしかに、大人でもフウフウ言っている急坂をモクモクとのぼっていく6才の息子は、ちょっとした山のアイドルでした!(^^)

※緑岳山頂からの眺望。トムラウシの王冠の山頂が見えます。
そして、緑岳山頂に到着。ここまで、山荘から休憩をいれて4時間。山頂で昼食にしました。山頂からは、トムラウシ、ニペソツ、石狩岳、忠別岳や高根ヶ原、そして目の前の白雲岳や旭岳などがきれいにみえて、とても美しい眺めでした。気持ちよかったです。
そのあと、白雲岳の避難小屋に1時間ほどかけて移動。到着したあとは、白雲岳を空身で往復しようかという案も、息子と話しあっていたのですが、あまりの天気の良さもあり、ヒヨって、小屋の日陰のテーブルで、コーヒーをわかしながら(息子はミルクココア)、管理人さんや他の登山客のみなさんと一緒に山談義をしてすごしました。

息子のほうも、山小屋のまわりで、僕のボールペンと山行のメモ帳を手に、高山植物の花や、シマリスなどを「スケッチ」してあそんでいました。

※テント場にあらわれたキタキツネ。誰かの食事をねらっているようです…
その後、夕方になると、また水をくんで、晩ご飯をつくり、寝袋にもぐりこんで寝てしまいました。息子が、水場まで一人で水をくみに行ったり、ライターで火をつけてくれたり、ハキハキと働くようすをみて、1年前の大菩薩への山行のときにくらべても、ずいぶん、たくましくなったなあ、とちょっとウルウルした父でした。

※生まれて初めての寝袋
翌日は、前日の逆コースをたどって、やはり午前7時ころから山をおりました。
息子にとって、この日の一番の難所は、緑岳頂上直下の下りでした。急坂の上に、岩はゴロゴロ、岩のないところも小石がザラザラくずれるのですからね。
難しいのは行く前からわかっていたので、ゆっくりゆっくり、コースタイムの2倍はかけて、一歩一歩おりていきました。息子は「ステップバイステップ、ってどういう意味?」と言っていましたが、そんな英語、どこで覚えたのでしょうか。でも、僕らの姿にピッタリでした。
その巨岩帯を下りている最中は、何度も尻餅をつき、緊張のあまり泣きそうになっていた息子ですが、無事におりて、下から上をみあげて休憩していると、ケロッとした顔で一言。「山は達成感があるのがいいよねえ!」^^
よかった、よかった、と思う父でした。
下山後は、高原温泉の露天風呂に2人で入り、汗を流しました。2人とも、2日間でとっても日焼けして真っ黒になった肌が、ヒリヒリしみました。でも、そういうのも気持ちよいものです。また、夜には、漆黒の空に輝く星々と、天の川を見ました。とてもきれいでした。
そうそう、緑岳の下山のときに、ナキウサギを見られたんですよ。草をもぐもぐしていました。息子も無事にみられて、念願の人生初体験となりました!
息子もナキウサギふぁんくらぶに入りたいそうです。
たくさんの高山植物、お花畑、美しい山々、そして、ヒグマ、シマリス、ナキウサギなど、日本では北海道にしか生息していない動物をみて、北海道の山を堪能した二日間でした。
好天にめぐまれたことは幸いでした。また、登山中、登山前、たくさんの方にサポートをいただきました。ここにお礼を申し上げます。
こんどは、数年後、息子がもう少し大きくなったら、こんどは息子にも荷物をもっと持たせて、二人で、また、北海道の山に登り、縦走したいと思います。
タイム(参考)
1日目 合計6時間5分、休憩1時間22分、歩いた時間4時間43分
2日目 合計5時間52分、休憩1時間9分、歩いた時間4時間43分

※ナキウサギグッズを収集している僕の目にとまった、ナキウサギの木彫りストラップ。大雪高原山荘で売っていましたオリジナル品。新千歳空港の売店のものとはデザインがちがいます。当然、買ってしまいました^^;







