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この冬に出版され、買っておいた、J.K.ローリング著『吟遊詩人ビードルの物語』を読みました。魔法使いの子どもたちには有名なおとぎ話を集めた本です。ハリーポッター・シリーズの「スピンアウト」作品です。
吟遊詩人ビードルの物語 (日本語版)
松岡 佑子

ホグワーツのアルバス・ダンブルドア(元)校長による解説つき。
原文のルーン文字からの翻訳は、ハリーの親友(3人組の1人)のハーマイオニー。
という設定からして、ハリポタシリーズを読んだ人むけの本、という印象だったのですが(それでも、シリーズを堪能してきた僕としては買って読みたかったのですが。チャリティ作品でもありますし)、いやはや、いい意味で裏切られました。
ひとつひとつの作品が、おとぎ話として、完成度が高いのです。それが驚きでした。ハリポタシリーズを読んでいれば、もちろん、知らない人よりもさらに楽しんで読めることうけあいですが、ひとつの作品としても、しっかりとしたクオリティを持っているのです。
僕は、ハリポタの最終巻にのっていて、最終巻で重要な役割をはたした「三人兄弟の物語」をのぞいては、「豊かな幸運の泉」の話がよかったです。訓話としても。
それにしても、著者のローリングさんの教養、あるいは、文学的な素養はすごいものだ、と感心します。
また、ローリングさんが、イギリスで、日本の「生活保護」にあたる給付を受けながら、ハリポタシリーズの第一巻を書いたというのはあまりにも有名な話ですが、いまの日本の「派遣切り」、失業者の深刻な状態をまのあたりにしているだけに、かの国の充実した社会保障制度が、ローリングさんに、このように児童文学の分野ではばたくための支えをはたしたことに、わが国が学ぶことは多いと痛感します。
吟遊詩人ビードルの物語 (日本語版)
松岡 佑子

ホグワーツのアルバス・ダンブルドア(元)校長による解説つき。
原文のルーン文字からの翻訳は、ハリーの親友(3人組の1人)のハーマイオニー。
という設定からして、ハリポタシリーズを読んだ人むけの本、という印象だったのですが(それでも、シリーズを堪能してきた僕としては買って読みたかったのですが。チャリティ作品でもありますし)、いやはや、いい意味で裏切られました。
ひとつひとつの作品が、おとぎ話として、完成度が高いのです。それが驚きでした。ハリポタシリーズを読んでいれば、もちろん、知らない人よりもさらに楽しんで読めることうけあいですが、ひとつの作品としても、しっかりとしたクオリティを持っているのです。
僕は、ハリポタの最終巻にのっていて、最終巻で重要な役割をはたした「三人兄弟の物語」をのぞいては、「豊かな幸運の泉」の話がよかったです。訓話としても。
それにしても、著者のローリングさんの教養、あるいは、文学的な素養はすごいものだ、と感心します。
また、ローリングさんが、イギリスで、日本の「生活保護」にあたる給付を受けながら、ハリポタシリーズの第一巻を書いたというのはあまりにも有名な話ですが、いまの日本の「派遣切り」、失業者の深刻な状態をまのあたりにしているだけに、かの国の充実した社会保障制度が、ローリングさんに、このように児童文学の分野ではばたくための支えをはたしたことに、わが国が学ぶことは多いと痛感します。



